押尾コータローなどの叩き系ソロギターにも対応するピックアップL.R.BAGGS M80
押尾コータローさんや松井祐貴さん、ペッテリ・サリオラさんのようなパーカッションを多用するスタイル、いわゆる“叩き系”のソロギターをやる上で出る悩みの一つがピックアップ選びだと思います。
押尾さん、松井さんらはSunrise S2というピックアップとコンタクトピックアップをブレンド使っているようですが、Sunrise S2は高価だし、ボディーを叩く音は拾ってくれません。
コンタクトピックアップは取り付け位置によって音色が左右されるので、マウントするにもセンスが問われそう…。
そんなこんなで、素人の自分としては価格的にも、セッティング難易度的にも、もう少しお手軽なものはないかと探していました。
目次
そこで見つけた丁度いいヤツがL.R.Baggs M80
動画を見てもらうと分かると思いますが、ボディーを叩く音も拾ってますよね!
弦の音も自然で、アコースティックギターらしい音のままアンプから出てると思います。
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マグネティックPUなのにボディーの音を拾える不思議
秘密は「3Dボディセンサー」と名付けられた特殊なスタッキングハムバッキング構造にあるそうです。普通のスタッキングハムバッキングは、コイルが固定された状態で上下2段重ねになっています。
エレキギターのシングルサイズのハムバッカーなんかもこの構造です。
対して、L.R.Baggs M80の持つ「3Dボディセンサー」は上下のコイル同士が固定されていません。
上のコイルには各弦用の音量調整のポールピースが付属し、下のコイルは上下左右に自在に動く3D構造になっているそうです。
この画期的なシステムにより、ギターのトップやボディの鳴りを取組むことを可能にしたんだとか
…うーん、分かるような分からないような(笑)
バッテリーチェッカー付きでライブでも安心
ボタンを押すと4つの小さいグリーンランプが点灯し電池残量を示します。残量が一目で分かるので、ライブ中に電池切れで急に音が出なくなることも防げますし、無駄な電池交換も減らせます。
ActiveとPassiveの切り替えが可能
ActiveとPassiveの切り替えが本体裏側のスイッチで可能。弦を張ったままでは操作しづらい場所ではありますが、そんなに頻繁に触るものでもないので許せる範疇かと思います。
外部のプリアンプをメインに音作りをする場合はPassiveモード。
それ以外はActiveモードでの使用が基本になってくると思います。
環境に合わせて使い分けれるのは嬉しいですね。
まとめ
今回は叩き系ソロギターにも対応するピックアップL.R.BAGGS M80の紹介でした。ナチュラルなアコースティックサウンドに加え、ボディーヒッティングの音も拾えるPU。
オススメです!
補足:L.R.BAGGS M1もボディーヒッティングの音を拾ってくれるようですが、M80の方が感度が優れている印象を持ちました。
因みに、上の販売店ページでは
"LR.Baggs M1"と比べ、ボディタッピングのサウンドは約200%向上しました。
と書かれてます(笑)