
お年玉って何歳から何歳まであげるものなの?その相場は?
2016/10/04
お正月になると、お年玉が楽しみで親戚の集まりに参加していた!という人は多いのでは?
かく言う私はその口でした。普段、まったく会いもしない大人相手に愛想振りまいていたのを思い出します(笑)
そんな子どもにとっては楽しみの「お年玉」
でも、あげる側にとっては悩みの種だったりしますよね。
- 何歳から何歳まであげるものなの?
- いくらあげたらいいの?
ちょっとした雑学も添えてみたので、良ければ一つ覚えていってください♪
目次
そもそもお年玉ってどんな由来があるの?
当然のようにあげたり貰ったりしてきたお年玉ですが、その由来をご存知でしょうか?お年玉には元々、以下のような意味合いがあったようです。
鏡餅は年神様の依り代なので、家にいらした年神様は鏡餅に依りつきます。
すると、鏡餅には年神様の「御魂」(みたま)が宿るのです。
この鏡餅の餅玉が、年神様の御魂であり、その年の魂となる「年魂」なのです。
そして、年魂をあらわす餅玉を、家長が家族に「御年魂」「御年玉」として分け与えたのでした。
参照元はこちら
すると、鏡餅には年神様の「御魂」(みたま)が宿るのです。
この鏡餅の餅玉が、年神様の御魂であり、その年の魂となる「年魂」なのです。
そして、年魂をあらわす餅玉を、家長が家族に「御年魂」「御年玉」として分け与えたのでした。
参照元はこちら
神様の御魂の宿ったお餅を食べることで神様の御魂を体に取り込んで、その年の健康と幸せを願うの目的としたものだったなんて、なんとも日本らしい文化だなぁ~と思います^^
何歳からあげたらいいの?何歳まであげたらいいの?
厳密な決まりはないものの、気になるところですよね。スタートは赤ちゃんから?!世間はどうしてるの?
実際に、「0歳の赤ちゃんからあげる!」という意見も少なからずありますが世間的には3歳くらいからあげるというのが多数派なようです。
また、「赤ちゃんから」という意見の中でも
「現金であげる派」と「お菓子屋やおもちゃであげる派」に分かれるとか…
個人的には、赤ちゃんにお年玉ってあまりピンとこないので3歳からで良いのでは?と思っています(^^;
もちろん、親に「赤ちゃんのために使ってね」と言って現金を渡すのもアリだと思います。
おむつ代ひとつとってもバカになりませんしね…喜ばれると思います。
赤ちゃんに限らず、お金の価値がまだよく分かっていない年代の子に渡すのであれば、お菓子やおもちゃ、洋服といった形で渡したほうが喜んでくれますよ^^
現金で渡すにしても、紙幣より100円玉や500円玉といった硬貨の方が反応が良かったりします♪
貰って早々に、ニコニコしながらコインを数える姿ってのも微笑ましい気がしますよね。
小学生くらいになるとしっかりしたもので、硬貨ではなかなか喜んではくれません(苦笑)
そのくらいの年齢になったら紙幣であげるといいでしょう。
いつまであげたらいいの?
一度あげ始めるとやめ時が難しいお年玉。年齢が増えるとともに金額も上がっていく傾向にあるので、あげる方としてはなかなかの負担ですよね。
では、一般的にはいくつまでお年玉をあげるものなのでしょうか?
調べてみると
- 社会人になるまで(高卒または大卒で就職するまで)
- 成人するまで
私自身は18歳までもらっていました。
ちょうど就職したタイミングなので「社会人になるまで」に該当してますが、そうでなくても「18歳くらいが相場どろうなぁ…」と思っていたので、世間とのギャップに驚きました(笑)
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いくらあげたらいいの?
上げる側にとって、これは結構切実な問題ではないでしょうか?
あげる子どもの年齢によって金額が変わってくるので
- はじめから多くあげてしまって、後になって後悔した…。
- 周りと金額が合わなくて気まずくなった…。
家庭毎にいろんな事情があるので、最終的にはそれぞれで決めれば良い部分だと思いますが、一般的には年齢÷2×1,000円というのが相場となっているようです。
きっちり年齢毎ではなく、以下のように分けることも多いみたいです。
赤ちゃん 1,000円
幼稚園・保育園 2,000円
小学校低・中学年 3,000円
小学校高学年 3,000〜5,000円
中学生 5,000円
高校生 5,000円〜10,000円
18~22歳 10,000円
幼稚園・保育園 2,000円
小学校低・中学年 3,000円
小学校高学年 3,000〜5,000円
中学生 5,000円
高校生 5,000円〜10,000円
18~22歳 10,000円
お年玉をコミュニケーションのきっかけに
ちょっと懐は寂しくなりますが、子ども達の笑顔のためです!頑張りましょう!金額調整の相談も含めて、普段あまり接点のない親戚との交流の機会にもなりますよね。
お年玉がきっかけに家族の和が深まるのなら、その出費も投資と言えるのではないでしょうか^^
お年玉の本来の目的を思い出し、相手の健康と幸せを願いながら、新年最初のコミュニケーションを濃いモノにしていきたいものです。
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