スカンクは、スカンクのオナラに耐えられるのか?
2017/05/09
スカンクと言えば、強烈な臭いのオナラで有名ですよね。
敵が近づくと強烈なオナラを放ち、その悪臭で猛獣すらも退けます。
それほど強烈なスカンクのオナラ、それにスカンク自身は耐えれるのか?!
調べてみました!
そもそも、スカンクの臭いの正体とは?
その悪臭のもとは一般にはオナラと思われていますが、正確にはオナラのような気体ではなく、肛門腺からの分泌液。その主成分は、ブチルメルカプタンという物質です。
スカンクは敵週にあうと、この分泌液を噴出します。
その射程距離は4メートル以上!なかなかの飛び道具ですよね…
この分泌液が目にでも入ろうものなら、激痛と一時的な視障害に襲われることになります。
それに懲りた猛獣は、もう二度とスカンクを襲うことはなくなるそうです。
まさにトラウマってやつですね…臭くて、痛くて、視覚も奪われるなんて想像しただけでもゾッとします。
スカンクのオナラ炸裂!!犬倒れるw
そんな強烈な臭いにスカンクは耐えられるの?
結論から言うと、耐えられます!スカンクは、みずからの悪臭に対して耐性をもっているどころか、それを〝いい匂い”と感じています。
オスとメスが交尾をするとき、双方が悪臭を放ち合い、その〝香り”に、双方興奮していくのだとか…なんだか少し変態チック(笑)
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ちなみに…そんなスカンクの天敵とは?
猛獣すらも退けるスカンクの悪臭攻撃ですが、通用しない相手も存在します。鳥類です。鳥類は嗅覚が鈍く、スカンクの放つガスもさほど強烈に感じません。
そのため、猛禽類はスカンクにとって天敵と言えます。
まとめ
- スカンクのオナラが臭いのは分泌液によるもの
- 猛烈な悪臭も、スカンク同士にとっては〝いい香り”
- 猛獣は撃退できても、猛禽類には効果が薄い